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ひどい虫歯は、腐敗臭の原因に!

time 2016/08/31

ひどい虫歯は、腐敗臭の原因に!

ムシ歯は、 エナメル質の表面にチョークのような自濁があらわれることからはじまります。

それがしだいに黒いシミのようなものになり、その下で象牙質が脱灰されていきます。甘いものや冷たいものを食べたりすると歯がしみたりします(歯髄炎)。

こうした時期までに歯の治療をすませておけばよいのですが、痛くないので放っておくと、ムシ歯の穴に食ベカスなどがはいって腐敗して、それがにおったりします。

 

さらに放置しておくと歯髄が化膿して壊死から壊疸におちいり、その病巣からでる腐敗臭は強烈なものとなります。放っておけばあごの骨を化膿させるところまで進行してゆきます。

しかも、けっして自然に治るものではありません。口臭を防ぐためにも、早い段階で、かつて国民病ともいわれたムシ歯を治療しておくことがたいせつです。

歯槽膿漏は、ポケツトが化膿すると、口臭はさらに強くなる

歯槽膿漏は、歯肉、歯根膜、歯槽骨(あごの骨)といった歯を支える歯周組織の病気の総称です。

最初は、歯の清掃が不完全なために、歯垢によって歯肉がはれたり、出血をする、歯肉炎からはじまります。それが歯を収納して支える歯槽骨にまで進行して、化膿してウミや血がでたりするようになったものが歯槽膿漏です。

 

歯をみがくと血がでる、歯ぐきを押すとウミがでる、もちろん口臭が気になる……。そうしているうちに歯がグラグラになって、ときには数本の歯が抜け落ちてしまいます。

歯槽膿漏の原因は、ムシ歯と同じく歯垢です。さらに歯垢は、唾液中のカルシウムと結びついて石灰化し、歯石となります。両方とも、不潔な細菌のカタマリです。

とくに歯石は、歯と歯肉のあいだにクサビのようにはいりこみ、ポケットと呼ばれる溝をつくりだします。

そこに化膿菌が感染して潰瘍をつくりだすと、症状と口臭はなおさらひどくなります。

 

そうして、ポケットが深く広くなることによって、歯根膜や歯槽骨が破壊され、吸収され、歯が土台を失っていくのです。

歯槽膿漏は、早期に歯みがきを励行するだけで大幅に症状が改善されるものです。

歯科での治療とともに、あなたに合った歯みがき指導を受けて、この病気を早めに治すことがたいせつです。

 

揮発性硫黄化含物(VSC)が、歯周病の人の歯肉清にはいっばい!

  1. 深さニミリメートル以内=六パーセント
  2. 深さ四ミリメートル以上H八九パーセント

これは、①正常な歯肉溝と、②病的な歯肉溝における、嫌気性細菌の硫化水素の産生を調べた数値です。

このように、歯周疾患(歯周炎。歯槽膿漏)にかかった人の、炎症状態の克進した歯肉・歯肉溝においては、硫化水素が毒性物質として多量に産生されているのです。

 

しかも、二~六ミリの歯肉溝では二十分以内に産生が認められるという報告があります。硫化水素をはじめとするVSCの悪影響は、口臭をひきおこすばかりではありません。

結合組織に浸透していき、センイ量の減少をもたらすなど歯周組織に破壊的に作用して、歯周疾患を悪化させているのです。

さらに、正常者群と歯局病者群の歯肉溝内で採取した食ベカスを培養して細菌を固定・定量したところ、両群にちがいが認められなかったという報告があるのです

 

つまり、口臭に関連のあるVSCをつくりだす素地は、だれにでも存在しているわけです。このことから、口腔内の状態を清潔に保つことがいかにたいせつかがわかっていただけると思います。

食後に歯みがきをおこなっていさえすれば、歯肉の清にはいりこむ食ベカス類の量を大幅に抑制することができるのですから。

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